到着二日目 後編

 

Galleria Mall でのアイスの軽食後、

サダーカ関係者の皆様と一緒に次のシリア人難民の方々のお家へ行きました。

 

1軒目は、夫婦と六人の子供達がいるお家でした。

彼らのお家に入ってすぐ、違和感に気づきました。

家だというのに、家具はほとんどありませんでした。

ガラガラの室内、くたびれた寝床。

 

ギリギリの生活を垣間見たような気がします。

 

彼らの収入源は、日雇いの仕事でした。

しかしながら、毎日日雇いの仕事があるわけでもなく、

家にいる間は、ボーッとしているそう。

 

話を語る父親の声には、疲れが混じり、悲観的な意見が多かったです。

一方で、子供達はそのような状況下でも、笑顔でした。

僕の心は反対に、言いようのない不安というか心配が募って行きました。

 

僕が思っているより、かなり過酷な状況で生活をしている現状に、言葉では言い表すことのできない感情が湧きました。

 

このレベルで生活している人間が、数え切れないほどいる。

これよりひどいレベルで生活している人もいる。

 

シリアの紛争ってなんなんでしょうか。

罪のない人間が傷つけられ、先進国があぶく銭を稼ぐだけ。

 

実際の現場を見て、

さらにそう思います。

 

僕にできることとは。。。。