ヨルダン到着 後半

前半に続き、

ヨルダン到着した日の後半を語りたいと思います。

 

ホテルについて、

1時間半後くらいには、現地にいる先輩(なおさん)と、

僕がインターンシップを行うNGO、サダーカの関係で来ている、方々と合流し、

シリア人難民の家庭に訪問しました。

 

ついて1時間ほど経った時、

・32時間という長すぎる空路での移動

・ヨルダンでの不安

・時差

 

の3つの影響で、周りから見ても、やばそうな顔をしている僕を気遣い、

シリア人の方は、ベッドを提供してくれました。

ものの3分で眠りに落ちました。

まだ会って初めてなのに、ベッドまで提供してくれる、温かさを思いっきり感じることができました。

 

この時点で時間は15時くらいだったかなー、起きたのは19時か20時くらい?

この頃には、サダーカの代表でもある、マサさんも合流しており、

ご飯を頂きました。

ついて早々、シリア人のご飯を食べるという経験をするのは僕だけでしょうかね。

 

ご飯美味しかったです。米にソラマメを炒めたやつとフライされた何かを合わせたご飯は美味しかったです。別でサラダも出ていたのですが、これにはミントが入っており、どうにもお口に合わなかったです・・・ごめんなさい。

 

それからは、楽しい歓談を終え、

マサさんの車でホテルの近くまで送ってもらい、

寝床につきましたとさ。

 

次回、到着二日目、「新たなシリア人の元へ・・・」

ヨルダン到着 前半

えっと前回の記事では、ドバイ軽食編にするつもりだったのですが、

 

ヨルダン着いてからすっっっっっごい疲れて、ブログを書いてなかったので

軽食編は飛ばします。いつか書くかも。

 

さて、ヨルダンについて、

空港で、入国審査を・・・

通路には、

"Jordanian"

"Visa Holder"

"Visa Purchase" の3つの入国ゲートが。

僕はVisaをすでに日本で取得していたので、Visa Holderの列へと行きました。

 

あと、2、3人というとこで、隣のおっちゃんから、

お:「ここはヨルダン人の列だぞ」と言われました。

僕:「本当ですか?ありがとう」(あ、マジかー、一旦列出て空港の人に聞こう・・・)

 

という心境で一旦列を出て、空港職員にVisa Holderの列どこですか?と

職員:「そこやで〜」(さっきの列を指しながら)

僕:「えぇ本当ですか・・・?」

 

おっちゃんに間違った情報を言われ、結局入国に40分程かかりました。

 

それから、荷物を取り、最後の検査を受け、

空港を出ました。

 

空港すぐのZainというSimカードショップで、

Simを買ったはいいが、使えない。よく分からない。

ネット使えない。

 

不安がこみ上げる一方でした。

 

さて、ヨルダンのクイーンアリア空港から首都のアンマンまでは

バスで行かなくてはなりません(タクシーは高い)

ホテルの近くである目印の"1st circle"に行きたいとバスの発券所の人に伝えたはいいものの、、、

バスドライバーに英語で言っても、アラビア語が返ってくるばかり。

 

この時点で泣きそうになりました。

 

結局指示されるがまま、バスに乗り込み

約20〜30分くらい乗ってたと思います(その時は1時間くらいに感じました)

結果、バスとかタクシーの大きな停留所に着き、

もういくらお金を使ってもいいからホテルに行かせてくれと思い、

 

絶対にぼったくり(僕が勝手にぼったくり価格を払いました)であろうタクシーに乗り

ホテルまでの事なきを得ました。

ちなみにタクシー運転手のビランさんはいい人でした。

普通アンマン市内であったら、タクシー価格は2〜3JDくらいらしいですが、

物価もよくわかってない僕は結局10JD払いました。

 

ホテルについても不安は全く拭えず、それはストレスになり

疲れは溜まってく一方です。

 

結果、ホテルのベッドで倒れながら

泣いてました。これから先の不安。

それだけでも十分、僕の心は疲弊してました。

 

前半は以上

後半へ続く。

ドバイ観光編 ドバイモール散策

前回に引き続き、ちょっと気持ち軽めのドバイ観光編の続きです。

 

何とかドバイメトロに乗れた僕は、

ブルジュハリファ駅に向かうことに。

すんなりいけました。空港から電車に乗って15分くらい。

 

ブルジュハリファのすぐ下にドバイモールというとこがあるのですが、

駅から専用通路を通って行くらしいですよ。

 

じゃ行きますか。

・・・。・・・。・・・。

待って、歩く歩道1kmくらい乗ってないこれ?

遠くない?あ、やっと見えてきたわ。

(実際、歩く歩道を5分強くらい乗ってました。)

 

さぁ!ドバイのモール何だからさぞかしすごいのかな。

期待を胸に、エントランスへ!

 

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・・・。

 

がっつり日本じゃねーか!

何で、入り口真正面に紀伊国屋書店あんのさ。

 

まぁ、それでもやはり、ドバイ。

日本だと通路の真ん中とかで小さな雑貨のお店とかモールにあるじゃないですか。

ドバイモールにもあったんですけれども、売ってるのがキラッキラのネックレスとか。。。さすがやね。

 

 

それからは、モール内を色々見て見たり、

 

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モール内の水槽の前でゆっくりしてみたり、、、

 

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日本語の本を見て、気持ちを落ち着かせてみたり、、、

でも銭なし何で、特に何かは買ったりしませんでした。

 

次記事はドバイでの軽食編です。

Dubai 観光編 初めてのドバイメトロ

さて、目的地ヨルダンに行くまでに、

一番長いTransfer時間がやってきました。

 

場所はDubai International Airport.

乗り継ぎ時間は12時間以上。

あまりに長いので、仕方なしに入国。

 

入国審査官から全く質問もされず、さっと入国できました。

 

よし、じゃーせっかくだし世界一高いビルの「ブルジュ・ハリファ」でも見に行くか

ということで、ドバイメトロへ。

エスカレーターに乗って、、、、、

 

ん?なんか違和感・・・。

手をかけるとこが高い!

 

何でそんなとこまで身長を気にしなくてはいけないのか。第一印象最悪だよドバイ。

さてさて、ドバイメトロに乗るさいはこのカードを使うようです。

"Nol Card"

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まぁ、日本で言うSuicaみたいなもんですね。

 

Nol Cardにチャージして、

いざ出発...!!!

 

"Hey! Excuse me, Excuse me sir!!!"

(え、、、僕、、?)

"Yes, you. You're leaving a change!"

 

お釣り、興奮気味で忘れてました笑

ありがとう清掃のお兄さん!

 

そんなこんなでやっとこさ、メトロに乗車。

乗車した瞬間、言葉にしがたい匂い・・・

そうです、いろんな香水の匂いが混ざり混ざってすごいことになってました(でもこの電車だけ)

 

のっけから失敗しがちなドバイ小旅行が始まりましたー。

続きは次記事にて

 

 

Kuala lumpur international airport 到着

 

日本を21:40に飛び立ち、

約7時間ほどのフライトを経て、

4:00に経由地であるKuala Lumpur international Airport (KLIA)に到着しました。

 

時期も時期なせいか、飛行機内はガラガラで、

思ってるよか、安眠できたとは思います。

 

クアラルンプールについてから、

早速Wi-Fiを見つけ、飛び込んできたニュースは、

 

シリア、イドリブ県でアサド政権が化学兵器を使ったということ。

シリア空爆でサリン使用か 安保理、5日に緊急会合 (写真=ロイター) :日本経済新聞

何とも言えない、気持ちになりました。もちろん憤りは感じてはいますが。

一方で、日本政府がシリア支援に対し、さらに2・6億ドルの支援を行う声明を明らかにしました。

シリアや周辺国に2.6億ドル追加支援 政府方針:朝日新聞デジタル

 (ニュースより引用)避難民支援や電力供給の復旧、若者の人材育成などにあてられるという。

 

支援金は以上の項目に割り当てられるそうですが、

お金を支援したところで、彼らの心のケアをできるとは限らない。

いわゆる、末端までの支援に寄り添えるのは、政府よりもNGOなのだろう。

 

僕ができることの一つはそれかもしれない。

お金じゃなくて、彼らを笑顔にすること。

希望を失ってしまっている人に、少しでも笑顔を。

綺麗事とは言われるでしょう。

 

それでも、僕は僕にできることは何でもしたい。

まだヨルダンには着いていないけど、

そう思いました。

 

5th, April, 2017

Takumi Hataya

幡谷拓弥

 

ヨルダンに行く前の気持ちの整理。

ブログのはじめは、ヨルダン生活のスタートから。

 

なぜ僕がヨルダンに行くことになったのか。

出発前日に色々整理したいと思います。

 

今通っている大学に僕は第一志望落ちで入学しました。

はじめは、ものすごくネガティブな気持ちで入学し、

だんだんと大学生活に慣れてきた頃には、悪い意味で理想的な大学生のように

どうしようもない生活をしていたと思います。

 

ただ、一つ違うことは、入学してすぐの時にHISと共同でのボランティアをしていたことでした。

果たして、あれをボランティアというかは別ですが、HISと共同でスタディツアーを計画し、コンペを行います。そして優勝チームの計画は本当の商品になるという、大学1年生にしては、割と大きなイベントに参加していたと思います。

 

結果は2位でした。悔しかったです・・・。

 

でも、それよりも記憶に残っていることが、

HISの方に、「なぜ観光事業が存在するのか?」

と、問われたときです。

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HIS 「なぜ観光事業が存在するの?」

僕「楽しいから」

・・・実に安直な回答をしたと思います。

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結果として観光事業がある理由は

「平和」があるからだ。と仰っていました。

その時は別に、何の気にもとめずにいました。

 

月日は経って、大学2年生、

この頃から、社会問題について軽く興味が湧くようになりました。

 

2年生になってすぐに、学内でシリア人難民の方の話を聞く

小規模な催し物がありました。

その時僕は、多少暇でもあったので、ふらっと寄ってみることにしました。

 

その一歩が僕のマインドの舵を切った瞬間かもしれません。

 

シリア人の方はたくさん、たくさん、話をしてくれました。

紛争が起こる前の様子、写真・・・。

全てが豊かに見えました。

 

それでも、僕が目にする、耳にするシリアは

枯れている。

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「いつか、この人が言っているシリアに行きたい」

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いつのまにか、そう思ってもいました。

その時、HISの方が言ってくれた

「平和があるから・・・」という言葉がふっと現れ、

何かが繋がりました。僕はこの問題に取り組みたい。取り組まなきゃいけない。

大学に入ってから初めて、生涯を捧げても良いと思いました。

 

それから、シリアへの興味が少しずつ湧き、

それに関連するゼミにも入りました。

 

そのゼミの先生に「トビタテを受けてみない?」と締め切り10日前くらいに言われました。すごい突然。

承知し、急いで書類を書き上げました。

今回のヨルダン行きは、トビタテという事業を介して行きます。

http://www.tobitate.mext.go.jp/

同時進行で、Ship for World Youth Leaders(以下SWY)というものにも応募しており、その事業も合格していて、準備が重なり忙しかったのを覚えています。

http://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/data/swy.html

 

さて、来たるトビタテの合格発表日、僕はSWYの事業中でした。

ニュージーランドスカイタワーでWi-Fiを拾い、何気なくメールを見ていたら、結果通知がありました。もちろん合格。

 

言いようのない高揚感と共に、大きな不安がありました。

「僕にヨルダンで活動するほどの力はあるのか・・・?」

「やっぱり自信がない・・・?」

「無理だ、諦めたい、辞退しよう・・・」

 

スカイタワーから船へ戻る道中は、ずっとそんなことを考えていました。

ちょっと日にちが経ってから、この思いを、ある青年に相談しました。

 

そのひとは、その思いを聞いた途端に、神妙な顔をして言いました。

「何で、行かないん?来年また行けるチャンスはあるとは限らないやろ?お前にしかできないことなんだぞ」と。

 

何気ない一言だったかもしれません。

でも、同時に僕の中で何かが、スッと軽くなった気もしました。周りの人も、同じようなことを言って、背中を押してくれました。

 

「行くしかない」

本当にそう思わせてくれた、あの熱い男に心から感謝をしたい。

僕はSWYでは本当に、家族のような人たちに会えたと心から思います。

 

あの時、HISのボランティアに参加していなかったら、

ふらっとシリア人のお話を聞きに言っていなかったら、、、

 

今の僕はここにいないかもしれません。

 

明日から、ヨルダンに向けて出発し、

捉えようのない気持ちをたくさん経験するでしょう。

いっぱい困って、悩んで、辛い思いをするでしょう。

でも、僕にはたくさん、支えてくれる人がいる。

その人たちに、半年後ちゃんと顔向けしたいから、

僕ができる精一杯を、ヨルダンで出し切ります。

 

4th, April,2017

Takumi Hataya